アラサー女子のday by day

田舎者のアラサー女子が都会にやってきて、気になることやお気に入りなどつらつら書く備忘録ブログ

出産に関する給付をまとめてみた

こんにちは、セオです。

 

私なりに出産に関する給付についてまとめてみました。

個人調べなので抜けているのもあるかもしれません。

 

 

 

 

 誰でも申請できる給付

 

妊婦検診の助成

 妊娠が確定したら住んでいる市町村に妊娠届を提出すると

母子手帳と一緒に妊婦検診の受診助成券をもらえました。

 

自治体によって内容に差がありますが、私の住んでいる市では

妊婦検診助成券14回分 合計助成額 82,000円

  • 11,000円券2枚(1回につき上限11,000円)
  • 5,000円券12枚(1回につき上限5,000円)

妊婦歯科検診・産婦健診助成券とセットでもらえました。

 

出産育児一時金

 単胎でひとりあたり42万円が分娩・入院にかかる費用が加入している健康保険から全員もらえる制度。

直接支払制度を採用していたり、産後に自分で申請したりと産院によって受け取り方が違うので要確認。私もそろそろ確認しないと。

 

乳幼児・子供の医療費助成

 市町村によって助成内容は違うが、自治体により病院受診時の医療費を全額または一部助成してくれる制度。

  1. 自治体の助成制度を事前に確認しておく
  2. 生まれてから出生届を提出(←旦那氏にしてもらう予定)
  3. 赤ちゃんを健康保険に加入させる
  4. 健康保険証を受け取ったら役所で医療費助成の手続きをする
  5. 乳幼児医療証が交付される

 この交付された医療証を受診の度に保険証と一緒に提示すると医療費の助成を受けられます。

里帰り先だったり、帰省先・旅行先だったりで受診すると負担金が発生することも。

その場合、後日自分の住んでいる自治体に申請すれば戻ってくる。

 

児童手当

旦那氏に申請してもらう予定

  1.  出生届を提出
  2. その足で児童手当係に申請する(←重要)
  3. 手続した翌月から支給月の前月まで振り込まれる

子供の年齢と親の年収によってもらえる額が変わります。

児童手当もこれから変わるかもしれないので不安ですね。

 

申請が遅れるとさかのぼっては支給されないので注意が必要。

 

高額療養費

1か月の医療費が所得に応じた上限額を超えると多く払った分の医療費が返ってくる制度。事前・事後申請ともに申請先は加入している健康保険へ。高額療養費の対象になるケースを調べて、必要に応じて余裕をもって事前に申請しておくと安心。わたしは国保で市役所で申請した当日に発行してもらえました。

事前に認定

 

  1. 加入先の健康保険に申請し限度額認定証をもらう
  2. 認定証を病院に提示し、自己負担分のみ支払う

 

事後に申請

 

  1. 医療費の3割を医療機関に支払う 
  2. 加入先の健康保険に申請
  3. 申請後しばらくしてから払い戻し

 

注意事項

 

  • 入院時の食事代や差額ベッド代は対象にならない。
  • 一つの医療機関ごとに一月(月初から月末まで)ごとに計算。
  • 医療機関でも通院・入院・歯科で別々に計算。入院で月をまたぐときは注意。
  • 保険適応の医療費のみ対象

 

医療費控除

 家族全員でかかった医療費を合算して自己負担額が1世帯で10万円超えた場合、確定申告で税金が戻ってきます。

  1. 領収書と医療費のお知らせをとっておく
  2. 一年間の医療費を合算する
  3. 確定申告の用紙に記入
  4. 確定申告書を税務署へ提出(郵送やネット申請可)
  5. 還付金が振り込まれる

翌年の3月15日までの確定申告の分で少し先になりますが、翌年以降の所得税が下がることで住民税・保育料にも反映されるそうでやる価値あり。

我が家は2020年度は私の妊婦検診代、旦那氏の歯科治療代が例年より多めに通院があったのですが、自己負担額10万円に届かず断念、、、

2021年に期待。

控除の対象になるものならないものがあるので要注意。

 

会社員がもらえる給付

 

出産手当金

支給期間分、加入の健康保険から1日当たり日給の2/3程度がもらえる制度。

支給期間:出産予定日前42日 + 出産予定日から遅れた出産日までの日数+産後56日

対象

 

  • 原則継続して1年以上勤務先の健康保険に加入している人。
  • 妊娠4カ月以降の出産などであること
  • 出産のために休業していること

 

一定条件を満たせば出産を機に退職する人でも給付を受けることができる

  •  退職日まで継続して1年以上健康保険に加入していること
  • 出産手当金の支給期間内に退職していること
  • 退職日に出勤していないこと

 

 受給の流れ

 

  1. 受給の資格を確認
  2. 産休前に勤務先で申請書をもらう
  3. 記入した申請書を入院時に持参
  4. 産後、産院・病院で記入してもらう
  5. 産後に勤務先に提出
  6. 1~2か月後に振り込まれる

出産手当金は、産前と産後の分を別々に申請することもできるが、手続きが2回必要になり面倒なので、実際には産前産後分をまとめて産後に申請するのが一般的だそう。

 

また、出産手当金の支給額より多い給与を受け取っている場合、傷病手当金を受給している場合、その期間の支給が受け取れないので注意。

 

私は出産のため退職しましたが、ぎりぎりで出産手当金の対象になりました。ほっ。

 

育児休業給付金

 雇用保険に加入していて育休前の2年間、1か月に11日以上働いていた月が12か月以上ある人が、育児休業中1日当たり日給の67%(半年経過後は50%)受け取り出来る制度。

育休をとるパパも同じ。退職した人は受け取ることができない給付なので注意。

 

受給の流れ

 

  • 勤務先にもらえるか確認
  • 必要な書類を勤務先にもらって記入
  • 産後、記入し勤務先に提出
  • 1週間~10日後に振り込まれる
  • その後2か月ごとに振り込まれる

 

失業保険給付期間の延長

 

 退職し再就職を考えるひとは失業給付期間を最大4年間の延長を申請できる。

本来、失業保険は1年以内にもらい終わるお金ですが、出産してすぐにはなかなか働きだすことができないと思うので申請しておくと安心。

 

手続きの流れ

 

  • 退職後、勤務先で離職届をもらう
  • ハローワークで延長手続きする
  • 求職活動を始める
  • ハローワークで失業給付の受給を申請する
  • 指定日に失業認定を受ける
  • 指定口座に振り込まれる

 

まとめ

 私のように出産を機に退職した人で、出産手当金、失業給付金を受けようと考えている人はこの給付の金額によって受給中は扶養に入れない場合があるので注意が必要です。

その場合、国保に入るか、任意継続に加入するかになります。メリット・デメリットや保険料を吟味して決める必要があります。

また、厚生年金に任意継続はないので国民年金に変わる手続きも必要です。

第一号被保険者であれば、産前産後の保険料を免除できる制度もあります。

 

たくさん申請しないと受けられない給付があって頭がこんがらがりますが、産前のほうが申請など動きやすいと思うのでしっかりやれることは準備しておきたいですね。あと、旦那さんにできるものはガンガン申請しに行ってもらうべくまとめた一覧表を作ろうかと思案中です。(笑)

 

自分が初めて経験する妊娠・出産。妊娠出産にかかわる申請系のまとめサイトがなく、あっても何かが抜けていたりして調べるのにかなり時間がかかりました。今後の自分に、誰かのためになれば幸いです。

 

あとは、保活だ~~!!!

現在、住んでる地域が激戦区のため、退職するんじゃなかったと絶賛後悔中です(笑)

保活も気が向けばまとめてみたいと思います。